尿とむくみに注意して腎臓の調子をチェック

腎臓について説明する女性

腎臓の機能が一定以下に低下してしまうと、自然には治らなくなります。
よって、腎臓の調子を普段からチェックすることはとても大切です。

 

「まぶたが腫れぼったい」「指輪がきつい」「靴下のゴム跡がなかなか消えない」といった状態はむくみが生じていると言えます。

 

腎臓の機能が低下し、血液中の水分が血管の外に浸み出して、むくみの症状が現れているのです。むくみが生じたら腎臓の機能が低下していると考えて、内科を受診するようにしましょう。

 

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むくみ以外のサインはおしっこにまつわる変化です。
最も分かりやすいのが「おしっこの色」。健康時のおしっこは黄色っぽい澄んだ色をしています。
しかし、腎臓の濾過機能が低下すると、尿は濁った感じになって泡立ちが目立つようになります。

 

これは尿にタンパク質が漏れ出ているサインです。
激しい運動をした後や高熱を発した後にもタンパク質が漏れ出たおしっこが出ることはあります。
しかし、それはあくまで一時的なことです。
激しい運動や高熱を発した後でもないのに、尿が泡立っていたら「タンパク尿」の疑いがあります。

 

タンパク尿が出るようになると、むくみが目立つことも増えます。
タンパク尿によって血液中のタンパク質の量が減って、水分保持機能が低下するからです。
水分保持機能が低下することで、血液中の水分が血管の外に浸み出したのがむくみです。

 

腎臓の濾過機能がさらに低下すると、
赤血球が尿に混じって褐色のような濃い色のおしっこが出ることがあります。「血尿」です。
鮮やかな赤い色が混じる尿は、膀胱や尿道に出血がある場合にも見られます。

 

血尿は急性腎炎でも起こります。血尿が出たら腎臓癌だと思う人もいますが、
いろいろな要因が考えられるので、自己判断は控えましょう。
腎臓は背中側の腰より少し上の左右にありますので、
その辺りに痛みやしこりを感じたら、腎臓内科を受診してください。

 

最近は市販の尿試験紙もあります。市販の尿試験紙でも、
PH、タンパク質、ブドウ糖、潜血、白血球、細菌、ビリルビン、ケトン体などが分かります。
異常値が出た場合、腎臓病の他に糖尿病、膀胱炎、尿路感染症なども疑われます。
その際は、すぐに専門の医療機関を受診しましょう。