初期には自覚症状がほとんど無い慢性腎臓病

慢性腎臓病について説明する女性

慢性に経過する全ての腎臓病を慢性腎臓病(CKD)と呼びます。
慢性腎臓病の患者は1330万人とも言われており、成人の8人に1人が慢性腎臓病に罹っていることになるため、新たな国民病と目されています。

 

腎臓は体を正常な状態に保つ重要な役割を担う内臓であり、その機能が一定レベル以下に低下してしまうと自然に治ることはありません。慢性腎臓病は生活のレベルを低下させてしまう注意が必要な病気です。

 

しかし、発症初期には自覚症状がほとんどありません。
そのために治療が遅れ、慢性腎臓病の患者が増えているのが実情です。

 

・夜中に何度もトイレに起きる

・指輪や靴がきつくなってきた

・貧血を起こし、立ちくらみする

・なんだか体がだるい

・少し足早に歩いただけで息切れする

 

こうした症状が現れたら、慢性腎臓病を疑う必要があります

 

ただし、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れといった症状が自覚されるようになった時には、
慢性腎臓病は既にかなり進行してしまっている可能性があります。
体調変化に気をつけているだけでは早期発見が難しいのが慢性腎臓病なのです。

 

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慢性腎臓病になったことをすぐに気づくために

では、慢性腎臓病を早期に発見するにはどうしたら良いのでしょうか?

 

腎臓に障害があると血液中のタンパク質が尿に漏れ出ます。
よって、腎臓の状態はまずは尿検査でチェックできますので、
定期的に健康診断を受けて尿検査をしてもらうことをお勧めします。

 

尿検査で腎臓の機能の低下が指摘されたら、
生活習慣を改善し、食事療法や薬物治療を開始しましょう。

 

注意が必要なのは6点。
タンパク摂取制限、塩分摂取制限、高血圧管理、脂質代謝管理、糖代謝管理、貧血改善。
これらを総合的に行うことが重要です。

 

腎臓の機能が一定レベル以下に低下した場合には自然に治ることは難しいようです。
しかし、早期に治療を開始すれば、病気の進行を遅らせることはできます。

 

慢性腎臓病が進行すると、腎不全になって透析や移植が必要になるリスクが非常に高まりますし、
それだけでなく、脳卒中や心筋梗塞などの心血管病発症のリスクも高くなるとされています。

 

定期的に健康診断で尿検査を受けて腎臓の状態を確認するとともに、
万一腎臓の機能低下が指摘されたら、早期に治療を開始しましょう。