腎臓回復には漢方薬も効果的

漢方薬

漢方薬といえば身体に負担をかけない薬として注目されているものです。そのため、様々な病気などで漢方薬を用いた治療を行う人が増えてきてると言われています。

 

そんな注目の漢方薬ですが、もちろん腎臓の機能を回復させるのにも役立ってくれるようです。では、具体的にどんな漢方薬が腎臓に良い影響を与えてくれるのでしょうか?

 

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五苓散(ごれいさん)

五苓散(ごれいさん)とは、沢瀉(タクシャ)、猪苓(チョレイ)、蒼朮(ソウジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、桂皮(ケイヒ)の5つの生薬を配合したもの。

 

ネフローゼ症候群や慢性の腎炎などを治療する際に使用される漢方薬です。これを飲むことで利尿効果が期待できるため、体内の水分を効率よく排出していくことができるようになるでしょう。

 

そのはたらきから、主にむくみや尿が出にくいなどの症状を感じている人に処方されます。

 

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

当帰芍薬散とは、当帰(トウキ)、川?(センキュウ)、?薬(シャクヤク)、茯苓(ブクリョウ)、蒼朮(ソウジュツ)、沢瀉(タクシャ)の6つの生薬を配合したもの。

 

こちらも慢性腎炎の治療で処方されることがある漢方薬で、主に体力が低い女性に向いているものであるようです。冷え性や貧血、下腹部痛、尿の量が減少してしまうなどの症状を改善するのに良い影響をもたらしてくれます。

 

八味地黄丸(はちみじおうがん)

八味地黄丸は、 山茱萸(サンシュユ)、山薬(サンヤク)、地黄(ジオウ)、沢瀉(タクシャ)、茯苓(ブクリョウ)、牡丹皮(ボタンピ)、桂皮(ケイヒ)、附子末(ブシマツ)の8つの生薬を配合したもの。

 

こちらは体力が低い人を対象に処方される漢方薬です。腎臓に良い影響をもたらすだけでなく、高血圧や腰痛などの症状を和らげるはたらきを期待出来るといいます。

 

小柴胡湯(しょうさいことう)

小柴胡湯は、柴胡(サイコ)、 半夏(ハンゲ)、 黄?(オウゴン)、 大棗(タイソウ)、 人参(ニンジン)、 甘草(カンゾウ)、 生姜(ショウキョウ)の7つの生薬を配合したものです。

 

血液中のカリウム量を下げてくれたり、炎症を沈めてくれるはたらき、副腎皮質ホルモン作用などを持つとして知られている、甘草が含まれている漢方薬です。

 

腎臓に良い影響をもたらす漢方のひとつですが、血中のカリウム量を低下させるので、低カリウム血症に注意しなければならない他、浮腫などにも気をつけなければなりません。

 

猪苓湯(ちょれいとう)

猪苓湯は、猪苓(チョレイ)、茯苓(ブクリョウ)、滑石(カッセキ)、沢瀉(タクシャ)、阿膠(アキョウ)の5つの生薬を配合したものです。

 

抗炎症作用を持ち、腫れの緩和にも効果的とされている漢方薬です。利尿作用も持っているため、結石などを流すのにも役立ってくれます。同時に、抗炎症作用により血尿などの痛みも緩和できると言われています。